Gemini を使っていると、ふと
「これ、Mac のアプリみたいにすぐ起動できたら最高なのに」
と思うことはありませんか。
ChatGPT には専用アプリがあるのに、Gemini は基本的にブラウザで使う前提。
その結果、タブの海に沈んでいく……というのは、わりと“あるある”です。
この記事では、Gemini には Mac アプリがないという前提を整理しつつ、
Chrome で Gemini を「アプリ化」して快適に使う方法をまとめます。
Gemini には Mac アプリがない
まず前提として、Gemini には ChatGPT のような Mac 向けの公式デスクトップアプリがありません。
現状は、ブラウザ(Web)で利用するのが基本のスタイルです。
- 公式の Mac アプリ:なし
- 基本の利用形態:Web ブラウザからアクセス
- スマホ:iOS / Android ではアプリ提供がある
AI ツール全般としても「まず Web で提供する」ケースは多いので、Gemini だけが特別というわけではありません。
ただ、日常的に使うほど “起動のしやすさ” は生産性に直結します。
なぜ「アプリのように」使いたくなるのか
ここは体感に近い話ですが、よくある理由はだいたい次の3つです。
タブに埋もれて迷子になりやすい
ブラウザで Gemini を開いていると、タブが増えた瞬間に存在感が薄れます。
ドキュメント、管理画面、GitHub、Notion、調べ物……。
その結果、「Gemini どこだっけ?」になりがちです。
Cmd + Tab で“アプリ切り替え”したい
「ちょっと聞きたい」「少し文章を整えたい」だけのとき、
ブラウザを探して、目的のタブを見つけるという動作が地味にストレスになります。
アプリなら Cmd + Tab で一発切り替えができるので、思考が途切れにくいんですよね。
“常駐ツール”として使いたい
Gemini を調査・要約・文章作成の相棒として使い始めると、
いつでもすぐ開ける状態にしておきたくなります。
(例えるなら、電卓やメモ帳を探すのが面倒なのと同じです)
Chrome で Gemini をアプリ化しよう
実はChrome の機能で Gemini をアプリっぽくすることができます
ここで言う「Chrome アプリ」は、ざっくり言うと
Webページを独立したウィンドウとして起動できる仕組みです。
タブや URL バーが消えるので、体験としてはかなりアプリに近づきます。
Chromeアプリを作ることで他のアプリと同じように独立したウインドウで起動することができます。
またCmd + Tab で切り替えできますし、Dockにも置けます
ね、いいことづくしでしょ?
ただ、デメリットはあり、プロセスはChromeになるため、プロセスをkillするとChrome アプリも一緒に落ちてしまうという点です。
これはChromeアプリとして起動させる分仕方のないことではありますね
Gemini を Chrome でアプリ化する手順
さて、では実際にアプリ化してみましょう。
手順は下記の通りです。
- Chrome で Gemini を開く
- Chromeの右上メニューから「キャスト、保存、共有」→「ページをアプリとしてインストール」
- 「このページをアプリとしてインストール」というポップアップが出てくるので、「インストール」にクリック
- 作成されたショートカットを Dock に追加



これで、Gemini 専用の“擬似アプリ”が完成します。
以降は Dock から起動でき、ブラウザのタブに埋もれることも減ります。
まとめ
Gemini には Mac の公式アプリがないため、ブラウザ利用が基本になります。
ですが、そのままだと
- タブに埋もれる
- 切り替えが面倒
- 常駐ツールとして使いにくい
という “地味なストレス” が溜まりがちです。
そこでおすすめなのが、Chrome で Gemini をアプリ化する方法です。
アプリのように起動でき、タブ迷子も減って、作業のテンポがよくなります。
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