mv コマンド

概要

 
ファイルやディレクトリを移動する。

オプションによって、強制的に上書きをしたり、ファイルのタイムスタンプを見て古かったら更新するなどのオプションがある

 

フォーマット

基本的なフォーマットは、

mv 移動したいファイル、ディレクトリ 移動先のファイル、ディレクトリ


mv [OPTION]... [-T] SOURCE DEST
mv [OPTION]... SOURCE... DIRECTORY
mv [OPTION]... -t DIRECTORY SOURCE…

 
 

よく使うコマンド例

 
・hogeファイルを移動。

  mv ./hoge /backup/
 
・hogeファイルを日付付きで移動。移動先に同じファイルがあったら上書きを行う。

  mv --force ./hoge /backup/hoge.date +%Y%m%d



オプション

 

short optionlong optiondescription
--backup[=CONTROL]CONTROLで設定した形式でファイルを上書きする際に、バックアップを作成する
-b--backupファイルを上書きする際に、バックアップを作成する(ファイル名の後ろに~が付く)
-f--force上書きの前に確認を行わない
-i--interactive上書きの前に確認を行う
-n--no-clobber既存のファイルを上書きしない
--strip-trailing-slashes各SOURCE引数の最後にあるスラッシュ (/) を取り 除く
-S--suffix=SUFFIX通常のバックアップ接尾辞をSUFFIXで上書きする
-t--target-directory=DIRECTORYオプションで指定したディレクトリ以外が全て移動元になる。
-u--update移動先に同名ファイルがあった場合、タイムスタンプが古ければ更新する
-v--verbose移動の前にそのファイル名を表示する
--helpこの使い方を表示して終了する
--versionバージョン情報を表示して終了する
※-i, -f, -n を一つ以上使用した場合、最後のオプションが使用されます。
 
 

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