gpg概要

今回は昔使ったgpg(GnuPG)暗号化について書いていきます。
と言っても、単に暗号化、復号化するだけですので、そんなに難しい話ではありません。

 
gpgをwikiで調べると

GNU Privacy Guard (GnuPG, GPG) とは、Pretty Good Privacy (PGP) の別実装として、GPL に基づいた暗号化ソフトである。 OpenPGP 規格 (RFC 4880) に完全準拠しているが、古い PGP との互換性は完全ではない。

要するにPGPという公開鍵方式で作成されたソフトウェアを元に作成されたソフトウェアだということです。
用途としては、主にファイルやメールの暗号化になります。
私が使用した時はサーバ間でのファイル交換の時に通信が暗号化できない状態だったため、ファイルの暗号化を行い相手方にファイルを送っていました。

公開鍵方式
簡単に言ってしまうと
暗号化は受信者の公開鍵で暗号化し、復号化は受信者の秘密鍵を用いる。
です。

例えば、あなたがSOOOTA宛てに手紙を書いたとしましょう。
内容は秘密な内容で誰にも知られたくありません。
そこで図1のようにします。
まず、あなたは私が公開している鍵を取得し、その鍵を使って暗号化します。
暗号化すると手紙の中身はよく分からない文字列に変更されます。
このようにすれば簡単に送ることができます。
図1
公開鍵方式暗号化

さてSOOOTAはいただいた手紙を復号化します。
あらかじめ作成しておいた秘密鍵を使って図2のように復号化します。
するとどうでしょう・・・手紙の内容が読めるようになりました。

図2
公開鍵方式復号化

このように公開鍵で暗号化して秘密鍵で復号化することで手紙は内容を見られることなく無事に送り主へと安全に送ることができます。
ポイントは上でも書きましたが
暗号化は受信者の公開鍵で暗号化し、復号化は受信者の秘密鍵を用いる。
です。

gpgの概要は理解できましたか?
次は実際にgpgのインストール作業を行っていきましょう。

その2へ続く
 
 

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