nohup コマンド

概要

 
HUP シグナルを無視するように設定して COMMAND を実行する。

簡単に言うと、

nohupコマンドを使うことで、ターミナルのセッションが切れてしまっても、処理を継続することができる

と言うことです。

HUPとは回線遮断のことであり、サーバは回線切断を行うとターミナル等で実行していた操作に対してHUP(hang-up)シグナルを送る。
HUP シグナルを行うとサーバ上では操作を終了する。
なので、nohupを使用することでHUPシグナルを無視し、実施していた操作をそのまま続けることができる。
hohupを使うとカレントディレクトリにnohup.outファイルが作成され、標準出力などの出力結果がappend(追記)される。
 

フォーマット

 

nohup COMMAND [ARG]...
nohup OPTION

 
 

よく使うコマンド例

 
・hoge.shをbackgroundかつnohupで実行する。

  nohup /batch/hoge.sh &

よく使うコマンド例

 
・niceコマンドと連携してバックグラウンドでshを実行する

  nohup nice -n 19 ./batch/hoge.sh &



オプション

 

long optiondescription
--helpこの使い方を表示して終了する
--versionバージョン情報を表示して終了する
 
 

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