dstatのオプション1

前回のdstatではSOOOTAがよく使うオプションを記載しました。
今回はdstatが他にどんなオプションがあるのかというのを記載していきます

 contents

  1. よく使うdstatのオプション
  2. dstatのオプション1  ⇦今ここ
  3. dstatのオプション2

  

-c, --cpu : cpuのリソース


例:dstat -c

それぞれの項目
usr : ユーザプロセス使用率
sys : システムプロセス使用率
idl : アイドル使用率(空き)
wai : プロセスの待ち状態率
hiq : ハードウェアの割り込み率
siq : ソフトウェアの割り込み率

  

-d, --disk : diskのリソースを表示

例:dstat -d

それぞれの項目 
read : ディスク読み込みのバイト数
writ : ディスク書き込みのバイト数

  

-g, —page : page入出力のバイト数

例:dstat -g

項目説明
in : page入力のバイト数
out : page出力のバイト数

  

-i, --i : 割り込み状態を表示

例:dstat -i

項目説明
interrupts : 実行待ちのプロセス数

  

-m, --mem : メモリの状態を表示

例:dstat -m


 
項目説明
used : メモリ使用サイズ
buff : バッファキャッシュサイズ
cach : キャッシュサイズ
free : 未使用メモリサイズ
 
  

-n, --net : networkの状態を表示

例:dstat -n


 
項目説明
recv : 受信量
send : 送信量
 
  

-p, --proc : プロセスの状態表示

例:dstat -p


 
項目説明
run : 実行中のプロセス数
blk : ブロック中のプロセス数
new : 新規プロセス数
 
  

-s, --swap : スワップ領域の状態を表示

例:dstat -s

項目説明
used : 使用サイズ
free : 空きサイズ

  

-t, --time : システム時刻を表示

例:dstat -t


 
項目説明
time : 1秒ごとに時間を表示

  

-y, --sys : システムの割り込み回数などを表示

例:dstat -y

項目説明 
int : システムの割り込み回数
csw : コンテキストスイッチの回数
 

これらのオプションは単体でも監視することはできますが、
組み合わせて使用することで狙い撃ちでリソースの監視を行うことができます。

前回の記事で記載したよく使うdstatのオプションでもそうですが、
基本的に-tc-tmなどのような感じで使用することが多いですね。
前半はここまでとし、残りのオプションは後半に記載していきます。
 

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