今回は、シェルスクリプトを作成する上で、欠かせないデバッグモードについてです。
簡単なシェルなら特に使う必要もないですが、ごちゃごちゃと変数を使ったり、このコード通っているのかなどを確認する上では有効な手段になります。
デバッグモードにする方法は簡単です。
シェルの実行時にオプション-x
を追加するだけです。
例:
sh -x /home/sooota/test.sh
こんな感じでシェルスクリプトを実行するとデバッグモードで起動してくれます。
実際に試してみましょう。
こんな感じのシェルスクリプトを作ります。
cat test.sh
#!/bin/sh
hoge=”test”
echo $hoge | sed “s/es/aaaaa/g”
通常通りに実行すると、
sh /home/sooota/test.sh
taaaaat
となります。
これをデバッグモードで実行すると
sh -x /home/sooota/test.sh
+ hoge=test
+ echo test
+ sed s/es/aaaaa/g
taaaaat
となります。
標準出力が増えましたね。
そして、変数への代入や、実行コマンドまで事細かに表示されています。
シェルが動かなかったら、デバッグモードで対応してみる。
これで解決する糸口が見つかるかもしれませんよ〜
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