lessコマンドまとめ

 
サーバ上でサイズの大きなファイルの閲覧したい場合、皆さんはどんなコマンドを使用しますか?

viewでファイルを開きますか?
catでファイルの中身を出力しますか?
moreで1画面ずつスペースを押して見ますか?

ここぞというときに使用した場合、
例えば、viewコマンド
手軽に使えるコマンドですが、大きいサイズのファイルを開くときはかなり要注意です。
viewを使うとファイルを読み込んで表示を使用とするため、あまりに大きいファイルだとメモリ枯渇に追いやってしまうことも。。。
よく新人とかlinux初心者さんがやってしまいがちなミスですね。

catコマンドはファイルの中身を全て表示してしまうため、ファイルの行数や文字数が多いと表示に時間がかかる、かつコンソールで表示しきれる量を超えてしまい、表示の結果全てを取得できなかったり。。。(コンソールのログを取っていたらある意味ローカルで見れるかもしれないですが)

moreは1画面ずつ見れますが、移動や検索とかのオプションがないので、大きなファイルを開いて臨んだところに行くまでかなりの時間を要します。

等々デメリットがあります。

それぞれやり方次第では役に立つとは思いますが、どれもあまり現実的ではないかなーと思います。

そこで、このlessコマンドを使っていきます。
lessの良いところ
・読み込みが1ページずつなので無駄にリソースを使わずに大きいファイルの閲覧が可能。
・viコマンドの閲覧中に使える一部のオプションが使用可能。
・パイプで他のコマンドとの組み合わせが抜群に使える。
等々上記であげたコマンドのデメリットを全て網羅しているという素晴らしいコマンドです。(コマンドを作ってくれた方にありがとうと言いたい)

基本は

less ファイル名

になります。
一度重たいファイルを開くとlessコマンドの良さがわかると思います。
次回はlessでファイルを開いた後に使うオプションを紹介していきます。
 

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