特定のファイルやディレクトリをgrep結果から除却

 

grepコマンドを使って検索する時、特定のファイルやディレクトリーを除却したい場合のオプションの設定方法です。

 

特定のファイルやディレクトリをgrepの検索結果から除却したい

 

grepのオプションで

--exclude

--exclude-dir

がありますので、このオプションを使って除却したいファイル名、ディレクトリ名を指定していきます。

grepのバージョンは2.20で確認。grepのバージョンを確認する場合は、
grep --version

 

先ほどのオプションに=で除却したいファイル、ディレクトリを部分一致で指定します。

--excludeはファイルを除却

--exclude-dirはファイル、ディレクトリを除却

になります。

 

コマンドの例

 

実際に使う場合のコマンドの例です。

grep -rn hoge --exclude=hoge.txt

grep -rn hoge --exclude-dir=hoge

 

条件を複数指定したい場合は、中かっこ({})で囲み、カンマ区切りで複数のファイルを指定していきます。

grep -rn hoge --exclude={hoge,geho}

grep -rn hoge --exclude-dir={hoge,geho}

 

上でも書きましたが、--exclude--exclude-dirで指定した条件は部分一致になります。

なので、指定した文言がファイル名、ディレクトリ名に含まれていた場合は除却の対象となりますので、注意が必要です。

また、条件には正規表現も使用することができます。

 

例で使っているgrepの他のオプション

 

今回使用しているgrepのオプションは、

r:サブディレクトリも再帰的に検索をする

n:合致した行番号を表示する

になります。

詳細はこちら(grepコマンドのナレッジページへ飛びます)に記載していますので、参考にしてみてください。

 
 

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