パイプでlessを使う

今まではlessコマンド単体での使い方や操作方法などを記載してきました。

今回は他のコマンドとパイプを使ってlessを最大限に生かす方法です。

私が思うにパイプで使う方法がlessの本領を一番発揮できるのかなと思っています。

パイプとは | です。

キーボードの右上の方にあって、Shiftキーと一緒に打つと出ます。

コマンド結果をパイプの次のコマンドへ引き継ぎます。

私がよく使うパイプ付きlessのコマンドを記載していきます。

 

grep hoge sample.txt | less

grepした結果をlessでみます。
lessで指定することで、grep結果がズラッと出ずに、1ページごとになります。
検索結果をちょっとみたり、文言を検索したり、1行ずつ確認したりするのには非常に便利です。

 

ls -l | less

こちらも沢山ファイルが入っているディレクトリのlsを表示する時は便利ですね。

 

diff sample.txt sample.txt.org | less

diff結果もlessで表示できます。

 

sed -e 's/bb/xx/g' sample.txt | less

sedはsoootaのオススメですね。

sedを使うと結果が標準出力で出力されるので、ファイルの行数が多い時はきちんと置換した結果が想定通りとなっているかless内で確認ができます。

 

lessコマンドはいかがでしたでしょうか?
使えるようになると何かと便利だと思いますので、オススメです!
 

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